何か趣味を始めようと思って、自宅で気軽に始められるガーデニングを考えている方も多いのではないでしょうか?
ですが、これまでにも何度か挑戦はしたもののいつも枯らしてばかり・・・
意気込んで花の鉢植えを買ってきても、いつも枯らしてしまいお花を育てることを諦めてしまった経験は誰にでもありますよね。
なぜ枯らしてしまうのかを知れば、もう失敗せず植物を元気に育てることができます。
こちらでは、初心者が失敗しないためのポイントを10個ご紹介します。
これで枯らしてしまう心配がグッと少なくなりますよ♪
失敗してしまう原因
意気込んでスタートした直後は、「頑張って育てよう!」という気持ちが強くなり力が入りすぎてしまうものです。
わたし自身も植物を育て始めた頃は失敗を繰り返し、「自分には向かない」と何度も諦めかけました。
初心者が陥りがちな原因として”植物との距離感が分からない”ということなんです。
例えば、このような失敗をしたことはありませんか?
●水やりを忘れて枯らせてしまう
●肥料のあげ過ぎで枯らせてしまう
●土から異臭がする
●土が植物と合っていない
●害虫被害で植物を枯らせてしまう
植物が枯れる原因はいろいろあります。
水やりと肥料だけではなく、土や害虫からの被害も視野にいれなくてはなりません。
初心者の頃は誰にでも起こる失敗の多くは、こういった原因が多いです。
思い当たる原因はありましたか?
では、このような失敗を避けるためにはどうしたらいいのでしょうか?
「花苗」選び方のポイント

初心者のにとって、植物を選びは頭を悩ますところです。
おさえておきたい3つのポイントをご紹介します。
お手入れが簡単な花苗を選ぶ
基本的に植えっぱなしでOKなものを選ぶようにしましょう。手間をかけなくてもきちんと育ってくれれる植物も多いです。
花付きがよく、長く花が咲く花苗を選ぶ
開花期がもともと短いものより、長く咲く花苗のほうが復活も期待できるので失敗が少なくなります。
害虫に強い花苗を選ぶ
もともと害虫に強い花苗を選んだほうが害虫被害によるトラブルを軽減できるので失敗が少なくなります。
「土」選びのポイント


ガーデニングには必要不可欠な「土」ですが、土にも種類があるのをご存じですか?
この「土」作りを失敗してしまうと、土を腐らせてしまい、花や植物を枯らせる原因ともなります。
特にガーデニング初心者にとっては、どんな土を選べばいいのか、土づくりの方法が分からないなど、知らないことが多いですよね。
まずは、自分の育てたい植物を何にするのかを決めてから「土」選びを始めたほうが失敗することが少なくなります。
培養土を選ぶ
初心者の方には、迷わず培養土をおすすめします。
培養土は基本の土に肥料や堆肥などがすでにブレンドされており、ガーデニングで育てる植物にはほとんど使うことが可能だからです。
一種類の土だけで、すぐにガーデニングを始めることができるので気軽にスタートできますよ。
培養土の種類を選ぶ
前述の通り土にも種類があります。
培養土といえ、数種類に分かれているものが多いので購入の際は注意が必要です。
培養土の種類には、
- 【汎用タイプ】 : どの花や植物にも使えます
- 【専用タイプ】 : 旗や植物の種類に着目して肥料がブレンドされています
- 【果実用タイプ】: 果実に必要な肥料がブレンドされています
- 【野菜用タイプ】: 野菜に必要な肥料がブレンドされています
ざっくりわけると、4タイプにわかれています。
自分の育てたい植物に合った培養土を選ぶことが大切ですが、まだ何を育てるか決まっていない方やいろいろな種類の植物を育ててみたいという方は、「汎用タイプ」からスタートされるといいでしょう。
新しい土を選ぶ
古い土には細菌が繁殖してたり、虫が卵を産み付けていたり、前に育った植物があれば栄養素の偏りが生まれたりしています。
土が劣化していると酸性度にも変化があり、成長不良や害虫が発生しやすくなったり、根腐れを起こす可能性も高くなります。
初心者の方は特に、畑や庭の土を使いまわすのはやめましょう。
お手入れのポイント


せっかく始めたガーデニングも、お手入れの方法を間違ってしまってすぐに枯らしてしまったり、虫が大量に発生してしまって、気持ちが続かなくなってしまうことがないようにしたいですね。
初心者でも失敗しないお手入れ方法のポイントをご紹介します
水や肥料をやり過ぎない・水やりを忘れない
ガーデニングを始めてると、気持ちが「水」や「肥料」にばかり向いてしまい、たくさんあげてしまいたくなるものです。
水をやりすぎると根腐れの原因になり、肥料をあげ過ぎると栄養過多で枯れてしまう原因になります。
水やりのタイミングは土が乾いた時に、たっぷりあげるようにしましょう。
逆に、ベランダに置いていることで植物のことを忘れてしまい、気づいた時には土が乾燥して植物が枯れてしまっているということもあります。
初心者のうちは、水やりが日課になっていないことも多いので、出来れば目の届く範囲で植物を育てるようにするとよいでしょう。
日当たり良い場所に置く


基本的に日当たりのよい場所に置くようにしましょう。できれば1日5~6時間くらい光に充てられることが理想です。
ただし、真夏の直射日光に弱く半日蔭のほうが育ちやすい植物もたくさんあります。
そういう時は「すだれ」や「日よけシート」などで強制的に日陰をつくったり、時間帯によって置き場所を変えてあげたりすると、植物が夏バテをおこすことなく元気に育ってくれます。
あと、日当たりが良いからと言って室内に置くと、水やりの後底から水があふれ出して床が汚れることがあります。室内に置く際はその点にも注意が必要です。
小さい鉢植えは失敗しやすい


おひとりさまにとっては小さい鉢植えを気軽に購入したり、プレゼントされて持っている方も多いのではないでしょうか。
実はそのまま育てていると植物を枯らす元なんです。
前述の通り、植物にとってはプランターや鉢植えの世界が全てです。
その中の栄養素を吸収しつくすと、あとは水だけやっていてもなかなか上手く育たないということが起こってきます。
小さい鉢植えで植物の元気がなくなってきたら、少し大きめのプランターに移し替えてあげましょう。
大きめのプランターにすると水やり後の湿気が気になるという方は、植物用の栄養剤を補給したり土に新しい「草花用培養土」を追加するとよいでしょう。
害虫対策はしっかりと


植物を育てていると避けては通れないのが害虫対策です。春から夏にかけて特に害虫が増え、放置しておくと植物が枯れてしまいます。
害虫を見つけたら、被害を拡大させないためにも駆除する必要がありますが、事前にできる予防法で発生を抑えることができます。
もし発生してしまったら、害虫の種類によって薬剤が違うので専門家に相談してみるなど慎重に購入しましょう。
まとめ


植物を育て始めることは、楽しい反面失敗もつきものです。
毎日の水やりが面倒になったり、虫が発生して嫌になったりもします。
ですが、植物が育っていく過程を見るのは気持ちがわくわくして生活に張りを与えてくれますし、慣れてくると植物の知識が増えて、もっと違う植物もそだててみたい!という気持ちになってきます。
初心者のうちは誰でも失敗するものなので、一度や二度の失敗で諦めず、ぜひガーデニングを楽しんでほしいと思います。
まずは小さなものから始めてみて、ぜひ自分だけの素敵なガーデニング空間を作ってみてくださいね。
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