一人暮らしをしていると、ふと「孤独死」の怖さを感じることはありませんか?
そんな時、どのようにして不安を取り除いていけばよいのか、
また事前にできる対策はないのか、
についてまとめてみました。
私自身は、一人暮らし歴30年近い40代のアラフィフ女性です。
「ベテランのおひとりさま」&「孤独死確率ほぼ100%」。
長く一人暮らしをしていて一人には慣れていますが、時には孤独死を怖く感じたり寂しく感じることもあります。
そんな時に、どのように不安を取り除いているのかお伝えしていきたいと思います。
おひとりさまで孤独に押しつぶされそうな方の参考になれば嬉しいです。
「孤独死」と「孤立死」違いは?

辞書では「孤独死」とは、誰にもみとられずに、死亡すること。特に、一人ぐらしの高齢者が自室内で死亡し、死後しばらくしてから遺体が発見されるような場合についていう。
とのこと。
孤独死の特徴は、たまたま亡くなる際に誰にも看取られなかったっということで、普段は家族や親族、近隣住民とある程度の交流はあった状態の場合を指します。
同じような意味合いで「孤立死」と呼ばれるものもあります。
こちらは、家族や近隣住民との関りが希薄で、社会から孤立した状態で誰にも看取られることなく亡くなったことを指します。
今は独居高齢者だけでなく、若年層の孤立死が増加傾向にあります。
SNSやインターネットゲームの中でだけ交流をもって、いざ助けが必要な時に誰にも頼ることができない状態に陥っているのです。
また、未婚率の増加により、孤立死の確立がさらに増加傾向にあると言われています。
孤独死 | 孤立死 | |
亡くなった際 | 誰にも看取られなかった | 誰にも看取られなかった |
助けを | 呼ぶことができなかった | 呼べる人がいなかった |
家族・親族・近隣住民との つながり | ある程度ある | 希薄 |

少しニュアンスが違いますが、どちらも亡くなる際に一人だっという事ですね。
なぜ「孤独死」が怖いと感じるのか?
一人暮らしの人は、漠然と「孤独死」が怖いと感じているようで、その理由は様々です。
例えば、
・ 苦しんでいるときに誰にも助けてもらえないことへの不安
・ 死ぬときに一人なのは寂しそう(寂しいと思われそう)
・ 死んだ後に誰にも発見されなさそう
・ 家主や親族に迷惑をかけそう
独身の方は特に「孤独死」を不安に思う傾向が高く、さらに亡くなった後のことも考えて不安に思っている、というのが主な要因と思われます。








「寂しいと思われそう」「周りに迷惑をかけそう」など、最後まで周りのことを考えていることなどは、日本人独特の感覚といえるかもしれませんね。
「孤独死」の不安を取り除く方法


孤独死に対する「怖さ」や「不安」は人それぞれです。
少しでも気持ちを楽にするためには、事前に対策をしておくことが大切です。
方法はいくつかありますので、ご自分にあった方法で実践してみましょう。
方法1:エンディングノートを書く
孤独死を不安に思う人の多くは、親族・周囲へ迷惑をかけるかもしれないことが心配だと思っているのではないでしょうか。
それならエンディングノートを書いておくことをおススメします。
エンディングノートとは、死ぬ前や死後の希望や、個人の情報を書いておくノートのことです。
例えば、
・自分自身のこと
・身の回りのこと
・資産や財産のこと
・葬儀のこと
など、書き方はい自由です。








少しでも伝えたいことがある人は、書いておくだけで少し心が軽くなりますよ。
エンディングノートの書き方を詳しく知りたい方はコチラ↓
>>【おひとりさま】老後の心配はお金だけじゃない~エンディングノートの書き方~
>>【終活の始め方】おひとりさまのエンディングノートを書く際の注意点、適切な保管場所は?
方法2:没頭できる趣味をつくる
今を楽しく過ごせれば、孤独死への恐怖心が少なくなります。
大それた趣味でなくても、例えば、
・ウォーキングをしてみる
・ガーデニングをしてみる
・習い事を始めてみる
・料理を頑張ってみる
など。
生活の中で簡単に取り入れられることから始めてみてはいかがでしょうか?








人との交流を求めるならスポーツクラブや好きな競技のスクール、一人で楽しむ趣味ならカラオケや楽器などをはじめるのもおススメですよ♪
一人で楽しむ趣味を見つけたい方はコチラ↓
>>【おひとりさま】1人で楽しむ「趣味」有意義な時間の過ごし方
>>【おひとりさま】習い事を始めるならココ!おすすめ「オンラインスクール」5選
方法3:友人・知人・恋人をつくる
友人はいるよ!という方でも、遠く離れていたり、なかなか時間が合わず会えずにいる友人は一旦横に置いておきましょう。
ここで言う友人知人恋人とは距離が近く、会おうと思えばいつでも会える人のことです。
気兼ねなく、普段のたわいないおしゃべりが出来たり相談事を打ち明けられるような仲の人をつくっておくと、いざというとき安心ですね。








気軽におしゃべりできる友人知人恋人が近くにいると、毎日が楽しくなりますね♪
方法4:孤独死を防ぐためのサービスを利用する
孤独死への不安が広がる中、警備会社の新しいサービスとして、孤独死を防ぐためのサービスが提供されています。
内容は人感センサーを用いたもので、
・人の動きが感じられないと本人や家族に連絡がいく仕組みのもの
・実際に自宅に訪問してもらうことができるもの
他にもスマートフォンによる安否確認サービスもあります。ご利用のスマートフォンや利用しているアプリによってさまざまなサービスがありますので、これらの—サービスを有効活用すれば安心できますね。








「孤独死」という多くの人が抱える不安を和らげるサービスが多く普及していますよ!
方法5:健康的な生活を心がける
健康が損なわれると、心のバランスもくずれて気持ちが沈んでいくことにつながります。
そうなる前に自分の健康は自分で維持するように心がけましょう。
例えば、
・バランスの良い食事をとること
・自分のライフスタイルにあった時間に起床就寝すること
・適度に運動すること
・室内の清潔を心がけること
・不調を感じたら無理せず病院へいくこと
など。自分で管理できることも多いはずです。
健康が保たれていれば、孤独死のことを考える機会も減り、不安も少しは減るはずです。








今に集中して、心身ともに健康で毎日を楽しく過ごすことが不安を和らげる最大のポイントです!
健康的な生活を始めたい方はコチラ↓
>>【初心者向け】朝活で効果的なトレーニングメニュー3選|筋トレしたいけど時間がない人必見!
まとめ
今回は孤独死を「怖い」と感じたと時にできる、不安を取り除く方法をまとめてみました。
・エンディングノートを書く
・没頭できる趣味をつくる
・友人・知人・恋人をつくる
・孤独死を防ぐためのサービスを利用する
・健康的な生活を心がける
孤独死を不安に思う人が増え続けている今、自分が出来ることを始められる時からスタートしておきましょう!
何事も早め早め!備えあれば憂いなしです。
それで、少しでも安心感を得られたら、後は今を精一杯楽しむだけですよね♪
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