スポンサーリンク
スポンサーリンク

【京都旅】金閣寺の見どころ&アクセス情報!「きぬかけの路」で繋ぐ世界遺産巡り

金閣寺

金閣寺は見た目のインパクトが強く、“京都”といえばここを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
日本のみならず海外でも有名で、一度は訪れたい場所です。
正式名称を「鹿苑寺(ろくおんじ)」と言いますが、「金閣寺」という名前の方が有名かもしれません。京都観光では欠かせない金閣寺ですが、境内には歴史的に価値の高い建物が集まっていて、見所が満載です。
金閣寺の魅力とアクセス情報、「きぬかけの路」で繋ぐ世界遺産巡りも合わせてもご案内しますので、訪れる際に参考にしてみてくださいね♪

金閣寺の見どころ

金閣寺は、1398年に室町幕府3代将軍 足利義満が建てた室町時代を代表する建築の一つで、相国寺の塔頭(たっちゅう)寺院として創建。
塔頭寺院とは、禅宗寺院で開山または住持の死後,弟子が遺徳を慕ってその塔の頭ほとり,あるいは同じ敷地内に建てた小院のことを言い、相国寺と金閣寺はほぼ時を同じくして義満により創建されました。

金閣寺の建物は庭園は極楽浄土に見立てて作庭されており、衣笠山を借景とした池泉回遊式庭園はとても見事で、世界遺産に登録される所以にもなった庭園です。

また、有名な舎利殿(金閣)と、その前に広がる大きな池である鏡小池(きょうこち)、数寄屋造りの茶室「夕佳亭」(せっかてい)など見どころがたくさんです。
義満が描いた極楽浄土の世界をぜひ堪能してみてください。

舎利殿 金閣

金閣寺として有名な金色の建物は、鹿苑寺の仏骨を安置するお堂として用いられる舎利殿(しゃりでん)です。一層は寝殿造(しんでんづくり)二層は武家造(ぶけづくり)、三層は、中国風の禅宗仏殿造で究竟頂(くっきょうちょう)とよばれ、三つの様式を見事に調和させた室町時代の代表的な建物と言えます。金閣寺は一度焼失してしまいましたが、1955年(昭和30年)に 創建当時に近い状態で再建され、象徴的な前面金箔張りの金閣が蘇りました。

鏡湖池(きょうこち)

鏡湖池(きょうこち)は池に映し出される「逆さ金閣」として有名で、池泉庭園内にある池です。鏡のように金閣寺を映し出すことからその名前が付けられ、インスタ映えスポットとして国内外からたくさんの観光客が訪れる撮影スポットとなっています。また、夕桂亭などがある丘から見る金閣寺は「見返り金閣」と呼ばれ、通に好まれる景色だと言われています。逆さ金閣だけでなく、ぜひ見返り金閣も見てくださいね。

方丈・陸舟の松(ほうじょう・りくしゅうのまつ)

方丈とは住職の居室のことで、金閣寺の方丈は入母屋造りで建築されています。
方丈北側には「陸舟の松」(りくしゅうのまつ)があり、樹齢は約600年。
足利義満の盆栽から移築され、義満の死後にこの地に植えられたとされています。
また、「京都三松」としても知られており、松が帆船の形をしていることから、「陸舟」と名づけられました。

夕佳亭(せっかてい)

江戸時代、修学院を造営した後水尾(ごみずのお)上皇の為に造られたのが夕佳亭です。こちらは数奇屋造りの茶席で、夕日に映える金閣が特に佳(よ)いということからこの名が付けられました。南天の床柱と萩の違い棚で有名な3帖の茶室です。

不動堂(ふどうどう)

不動明王を祀られており、建立は鎌倉時代の1225年(嘉永元年)。
応仁の乱で一度消失した後に、天正年間(1573〜1592年)に宇喜多秀家により再建されました。
現在はそこで再建された建物で、金閣寺で現存する最古の建造物です。
本尊は弘法大師が作られたとされる”石不動明王”、木造不動明王立像は国指定重要文化財になっています。

銀河泉(ぎんがせん)

金閣の裏手を進んだところにあり、義満がお茶の水に使ったと伝えられています。

巌下水(げんかすい)

藁ぶきの屋根がかかった水たまりです。足利義満が手洗いに用いたと言われています。

龍門滝(りゅうもんたき)

2.3メートルの高さがあり、龍門の滝を鯉が登りきると龍に化するといわれる中国の故事登竜門に因んだ鯉魚石(りぎょせき)が置かれています。

金閣寺へのアクセス情報

金閣寺は京都市内でも観光客の拠点となる京都駅から比較的離れた位置にありますが、主要な観光地からバスがたくさん出ているので、アクセスがよくとても便利です。

バスでのアクセス

●京都市バス:「金閣寺道」駅下車
       <12系統>・<59系統>・<205系統>・<M1系統>
       <急101系統>・<急102系統>・<急111系統>・<MN205系統>
    

【相国寺からのアクセス】
京都市バス:「烏丸今出川」乗車 → 「金閣寺道」下車
      <59系統>・<急102系統>

京都市バス:「同志社前」乗車 → 「金閣寺道」下車
      <59系統>


【銀閣寺からのアクセス】
京都市バス:「銀閣寺道」乗車 → 「金閣寺道」下車
      <急102系統>・<204系統>

駐車場

【利用時間】: AM8:40~PM5:10
【収容台数】: 250台

 最初の60分以降30分毎
乗用車300円150円
マイクロバス500円250円
バス1,000円500円
二輪車100円50円
参拝時間・料金

【参拝時間】: AM9:00~PM5:00
        ※年中無休
        ※特別拝観時は時間が変更になる可能性があります

【参拝料金】

大人(中学卒業以上)小中学生
400円300円

「きぬかけの路」で繋ぐ世界遺産3寺院

「きぬかけの路」は「金閣寺」「龍安寺」「仁和寺」の3つの世界遺産をつなぐおすすめの観光ルートです。
衣笠山のふもとを東西に走っている、全長2.5km、徒歩で約40分の自然豊かな道です。
ルート周辺には、ランチができたりやカフェ、お土産が並んでいたりと、歩いていて飽きることはありません。
歴史的な観光スポットを巡る合間に、ほっと一息いかがでしょうか?
せっかく金閣寺を訪問したなら、ぜひこの道を散策して世界遺産巡りを楽しんでみましょう。

龍安寺

龍安寺は、室町時代の1450年(宝徳2年)細川勝元により創建された禅寺です。
何よりも有名なのが「石庭」ではないでしょうか。
幅25m、奥行10m、の庭一面に白砂が敷き詰められていおり、石庭を囲っている油土塀との目の錯覚で広く見えるように設計されています。
他にも庭園が有名で、「鏡容池」を中心に回遊式庭園は境内の南半分を占める大きさを誇ります。

龍安寺
  京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
  075-463-2216
  3月1日〜11月30日 : 8:00〜17:00(受付は16:30まで)
   12月1日〜2月末日  : 8:30〜16:30(受付は16:00まで)

【休観日】:なし
【拝観料】:大人・高校生 500円
      小中学生 300円

仁和寺

仁和寺は平安時代初期(888年)に第59代宇多天皇によって創建されました。明治期まで後続が住職を務めた格式高い寺院です。
桜が大変美しく京都一の遅咲きといわれる「御室桜」(おむろざくら)は4月中旬から下旬が見頃です。
秋には紅葉が圧巻で、京都に訪れたなら是非見たい景観の一つ

仁和寺
  京都府京都市右京区御室大内33
  075-461-1155
  3月1日〜11月30日 : 8:00〜17:00(受付は16:30まで)
   12月1日〜2月末日  : 8:30〜16:30(受付は16:00まで)

【休観日】:なし
【拝観料】:大人・高校生 500円
      小中学生 300円
      ※茶室、伽藍特別入山は別途料金が必要



>>【京都旅】嵐山エリア「竹林の小径」と周辺スポットをご紹介|~源氏物語の世界を感じよう~


>>【京都旅】南禅寺の注目ポイントを徹底解説|~周辺のおすすめグルメもご紹介~


コメント